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取手市立小文間小学校旧校舎新HP
長倉先生の学校ではこの学校が一番好き。船越徹
(「オーラルヒストリーで読む戦後学校建築ーいかにして学校は計画されてきたかー」日本建築学会編 2017年 58pより抜粋)
総合・理科・家庭・図工教室
高学年しか使わないので多くの教科向けの特別教室になっている。
小規模校によくある方法だったらしい。
竣工後9年の1973(昭和48)年には児童急増に止むを得ず9クラスとなりこの教室と図書室は学年教室=普通教室になった。
「小文間小の場合は、学年1クラス、合計6クラスで長期間にわたって終始すると考えられている学校である。」(雑誌「建築文化」1964/6号より)と言う長倉の想定は早くも綻びがきたわけだ。
天窓は多数だが蛍光灯もつけられている。
右側の衝立状のものの向こうは準備室・教材室のような機能だろうか。
このスペースのために廊下から光を取れなくて採光条件が悪くなったとのこと。
普通教室=学年教室の環境を第一に設計しているのだから、普通教室としは当然条件が悪い。
写真は1960年代後半?旧小文間小蔵の資料写真より
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