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取手市立小文間小学校旧校舎新HP
長倉先生の学校ではこの学校が一番好き。船越徹
(「オーラルヒストリーで読む戦後学校建築ーいかにして学校は計画されてきたかー」日本建築学会編 2017年 58pより抜粋)
2年教室内部 南から北面を見る。
竣工当時の写真。高い位置の横並びの明かり取り窓(ハイサイドライト)天窓(トップライト)が見える。それぞれルーバー(開いたブラインドのような構造)がつけられ太陽光の拡散がはかられている。
平屋だから実現できる採光である。
加えて、南側全体が開口部となり、上部は曇りガラスのハイサイドライトになっている。
1963年の竣工当時の写真だが蛍光灯が一つも見えない。
当時は教室の採光は外光が一般的であったが、小文間小旧校舎は外光による光環境に特に大きな注意がはらわれている。
そのために、小文間小の各学年教室=クラスルームは一般の小学校教室と違い、教壇・黒板と最後列が近い南北に奥行きが深く東西に短いプランが実現できているのだろう。6年だけはなぜか東西に長く、北側のハイサイドライトが省略されている。参考>>6年教室内部
もう一枚の写真はこちら>>>
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